川越街道といえばR254。都心白山通りから池袋板橋を抜け、埼玉川越、群馬県、長野県軽井沢海野宿、その先はよくわからない・・・大名行列で朝霞あたりまで来ると膝が疲れるので膝折町、もっと奥に行くと足が疲れるので脚折町、群馬には腰折町もあるそうだ。川越街道というとこんな事を思い出す。首折なんて町があったら怖い。
で、その川越街道なのだが上り線成増(板橋区)を過ぎ、下赤塚駅入り口も過ぎて2・300m走ると左側に「黄金餃子」という怪しい門構えのお店がある。ただの中華屋さんかと思いきや、確かにそれ系ではあるがなんと出てくる料理すべてが絶品である。特にお勧めはお店の名前通りの「黄金餃子」である。
小籠包のようにスープを沢山含んだ豚肉たっぷりの少し厚めの皮に包まれた餃子を口にした瞬間、私の知りうる餃子の概念をくつがえしてしまった。店主「菅野氏」曰く、餃子の隅をかじってスープを飲んでから食すのが通な食べ方なんだとか・・まさに小籠包のようだ。
餃子好きだった昔の上司岡田さんに是非食べさせてあげたい。これって上海風なんですって。菅野氏が上海で修行中、黒く焦げてしまったり焼きが甘く白い餃子になってしまったりした中、ちょうどこんがり焼けて「黄金色」の餃子が出来た時の感動をそのまま命名したんだとか・・ちなみに今は金色を出すためにこっそり卵を塗ってるなんて事も教えてくれました。野菜たっぷりの東京餃子もお勧めです。
すべて手作りの料理で、尚且つ研究に研究を重ねて作りあげるメニューはどれを取っても文句なし! 一度ご賞味あれ!台風、地震等天災の日以外は休みなし。営業pm7:00~am5:00まで常連客でにぎわう納得のお店でした。
東武東上線下赤塚駅 北口 (川越街道沿い)
東京都練馬区北町3丁目18-6
03-5945-9899